超OcufesでOculusRiftを体験するためにニコニコ超会議に行ってきました。今回は超Ocufes内でのOculusRiftを通したVR世界の体験レポート及びその他もろもろについて書いていきます。

先に一言。今回の記事の中で超Ocufesの画像は一切ないです。恥ずかしいことにOculusRift体験に夢中で撮り忘れました、すみません。そこで記事は全て文字です。ただでさえ文字だけの記事は読みにくいというのに、画像があってもイメージが掴み難いOculusRiftの紹介をしようというわけです。なかなか無茶な挑戦ではあります。それでも今回の超Ocufesは文字だけでも記事にしようと思うほど未来にあふれていました。

もう一つ。筆者が行ったのは一日目の4/27(土)のみ。そのため体験レポートも一日目に展示していたもののみになります。二日目の方、申し訳ありません。

超Ocufes いくつかの体験レポート

今回の超Ocufesは実際に脳がくらくらするほどにインパクトが強い作品がたくさんありました。そのいくつかを紹介します。

まずHashilus
 今回の目玉の一つかな?
OculusRift+乗馬マシン+ムチ代わりの何か → 乗馬体験、コレです。馬は決まったコース内を走り、プレイヤーは馬に乗った視点から揺らされ、ムチを振れば速くなる代わりにさらに揺れます。頭が揺れれば視界にも対応した揺れが違和感なくおきます。ふと横を見れば通り過ぎる木々、過剰に出しすぎたスピードは脳に危険信号を送ります。実際は止まっているはずなのに。

興奮しすぎて声がでました。それだけVR世界に没入していたのではないかと。機材を使って実現させるVR世界はさらにリッチな仮想現実を体験させてくれます。


次にDINO TOWN 恐竜と戯れます
Hashilusとは変わって、パイプ椅子に座ってのプレイです。一部に自動で動くプテラノドンに乗って空を飛ぶというものがありました。自分は上空から周りを見渡すだけになります。
ここで一番衝撃を受けたのは、プテラノドンが急上昇て視界が勝手に上を向くときに、自分にかかる重力が真下ではなくなったということです。つまり上昇に合わせて重力が背中側に移りました。繰り返しますが座っていたのはパイプ椅子、トリックはありません。脳が騙されたのでしょう。

頭にかぶるだけのVR世界は新しい視界を提供するだけでなく、新しい感覚を提供してくれるというわけです。PCゲームでもVR特化のものをやれば、見る以上の体験が出来るかと思います。


さらにRaidersSphere4th 
戦闘機を操作
今回の超Ocufesで感じていた疑問点をはっきりさせてくれました。現実の感覚に沿ってない移動の違和感です。
このゲームでは専用のコントローラがありまして、映画等での戦闘機内で見れそうな、スティック状の物を掴むコントローラーになります。上昇にはスティックを後ろに倒す、傾くにはスティックを左右に倒すといった、直感的な操作がVR世界への没入感を補助します。他のゲームでは一般的なCSゲーム用のコントローラーでの操作が多く、没入感は頭の動きに合わせて視界が動く程度でとどまりました。センサー系を用いて動かすゲームでもレスポンスの遅さが気になりました。

戦闘機の操作は普段のゲームでも体が動くほど。VRを通してのプレイにとてもマッチしています。


最後に公園彼女 ベンチに座った自分の隣に女の子がいます

興奮しました、胸が高まりました、体が熱くなりました。今までの体験とは全くベクトルが違います。二次元の女の子が目の前に現れたのです、息がかかりそうです。彼女に見つめられたときは思考がとまりました。相手は存在しないはずなのに、普段は3Dモデルなど無感情で見るくせに、筆者はじっくり上から下まで見ることに抵抗、遠慮を感じました。

いわゆる俺の嫁に会うために「二次元に行きたい」とか「三次元に来て欲しい」と主張する人はいますがどちらも違います。俺の嫁に会えるのは二次元と三次元の衝突地点です。そこには自分のすぐ目の前に彼女がいるわけです。しかしながら残念なことに手を伸ばすとまだいないことに気づきます。まだ衝突地点を乗り越えることは出来ないようです。とても、とても、とても残念。

超Ocufesとは別ですがニコニコ学会βにもOculusRiftの展示がありました。そこにあった添い寝の展示も公園彼女と同じぐらいに熱くなりました。シチュエーションは違えど傍にいるのは同じ、見つめれば反応がある。公園彼女とは違ったアプローチによる仮想彼女表現、多分ニヤケながら寝てました。

ノベルゲームにもVR化の時代は訪れるでしょう。仮想現実への入り浸りは深まるばかり。

OculusRiftの知名度

超Ocufes、ニコニコ学会β以外にもいくつかOculusRiftを使った展示物はありました。列は長く、60分待ちもあるほど。しかしそれは展示側自体の知名度があります。一方超Ocufesは(筆者が並んだときは)長くて20分もありませんでした。名物のHashilusですらそうなのです。体験させてもらう側としては余すことなく体験出来て嬉しい限りですが、OculusRiftの知名度の低さを思い知らされます。さらに並んだ人は自分のように事前に調べてきている人もいる筈で、一見さんはどれだけいたのでしょうか。超Ocufes会場は丸投げ広場の括りに入れられており、パンフレットを見ても分かりません。知らない人は目の前を通るまで知らないでしょう。

OculusRiftを通したゲームは、ゲームを日常的にしない人にもとっつきやすく、ゲームに対するネガティブな印象をポジティブなものに上書きしてくれそうです。しかし実際はそうした人よりもハードコアゲーマーのほうがOculusRiftの存在を認知しているように、主観的ですが感じます。

全体を通した感想 まとめ?

今回の超Ocufesで体感できたことは視覚以上のものでした。認識する世界が傾けば体感する重力は傾き、戦闘機乗りとして仮想世界に没頭し、二次元の女の子に物理的に、感覚的にすぐ近くまで会えることが出来ました。OculusRiftは解像度を犠牲にして、視野の広さや頭の向きと連動するなど、他のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)にはない強みを持っています。そしてそれらは解像度以上に疑似体験の世界へと導いてくれるものでした。

同時に日本インディー(というよりは個人開発?)の力強さを貰って来れました。どの開発の方も情熱的で独創的で楽しそうでした。プレイしている方々も楽しそうで、特に外人さんがノリノリでした。造り手と遊び手が同じ場所に集まってみることの大切さを再認識させられます。

超Ocufes体験者でOculusRiftを買いたくなった方は、もぐらゲームズ様のOculus Rift DK2 の購入方法と対応ゲームの探し方まとめをお勧めします。購入方法以外にもOculusRiftに対応したゲームについてもまとめられており、とても参考になります。

そしてPCゲームへ

PCゲームを扱うこのサイトにおいて、OculusRiftは枠から今のところは外れるかもしれません。しかし確実にOculusRiftにせよ、Project Morpheusにせよ、VRの波は来ます。steamゲームでVRサポートしているものはこのページから確認できます。OculusRift DK1発売の2013年4月から対応しているものは15個以上、それ以前に発売していたが対応したものも含めると全部では約20個(2014/4/27現在)。あのEuroTrackSimulator2にも対応しています。SteamGreenLightにもRoutineのようにVRサポートを公言しているところもあります。

さらに先ほどのもぐらゲームズ様のサイトには多数の(steam)VR対応のゲームが載っています。フリーダウンロードの物も多いです。steam内外問わず、VR対応ゲームは7月DK2開放も兼ねてこれからどんどん出てくるでしょう。

送料等込みで45000円は決して安い買い物ではありません。それにまだ開発者向けであり、一般的な物ではありません。しかし、私は買うべきだとここに強く主張します。新作ゲームはセールを待つよりやりたいときに買ったほうが楽しめます。お金があるのなら、買いたいと思ったときに、買うべきです。

参考にさせて頂きましたページ(もぐらゲームズ様)

Oculus Rift DK2 の購入方法と対応ゲームの探し方まとめ
ニコニコ超会議3で Oculus Rift が体験できる「超ocufes」まとめてみた

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