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今回紹介するのはGtitch Space。ストアページはこちら
本作は主観パズルゲームになる。プログラミングの概念を用いたパズルだ。
このゲームの対象は論理パズルが好きなプログラミング未経験者だろう。順を追って丁寧に難易度が上がっていくため、どのアイテムをどう使うかで困ることはない。それぞれの使い方を把握しつつ、組み合わせたロジックが上手く動くかどうかを楽しむ歯ごたえのあるゲームだ。
プログラミング経験者にとっては序盤は退屈するぐらいの難易度になっている。

さて、本作のパズルの大まかな流れをゲーム内のパズルを用いて紹介する。

下の画像は触れることの出来ない半透明の赤ブロック。どうにかコレを踏めるようにして、奥に進みたい。
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そこで以下のように赤ブロックに設定を加える。
この設定は「MainObjectのCube(赤ブロック)がCursorOver(カーソルを乗せる。この場合は視点中央に捉える)された時、CubeにUseCollisions(当たり判定)をFalse(無効)からTrue(有効)にする。」を意味する。ゲームをプレイしていなくても各四角周りの英単語と線の繋がりを見ればなんとなく分かるはず。
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無事当たり判定が加わり、踏めるようになった。ただし赤ブロックを画面中央に入れないとまた消えてしまう。
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他にもこのようなパズルもある。5≠10のため、EqualブロックがFalseになっている。なんとかしてEqualをTrueにして当たり判定を有効にしたい。そこで繋がっていないFiveとAdd(加算)のブロックを使えばうまくいく。実際に試して欲しい。
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人によってパズルの難易度が大きく変わるが、パズルゲームに飢えてる人には新鮮なパズルゲームになると思うのでぜひお勧めしたい。「実行時の動きを予想してパズルを組み、それが予想通りに動いたことを実感」して楽しむことがこのゲームの肝だ。

未実装ではあるがSandBoxも追加されるようで、筆者はユーザーが作った理不尽に難しいパズルが楽しみ。